日本ハム・新庄監督「目を2回こすったもん」初回5得点にビックリ「モイネロやろ？って」

＜ソ・日＞初回、先頭打者本塁打を放った万波（左）を迎える新庄監督（撮影・岡田　丈靖）

　◇パ・リーグ　日本ハム6ー3ソフトバンク（2024年9月3日　みずほペイペイ）

　日本ハムは首位ソフトバンクと直接対決。初回の猛攻で主導権をつかむと、伊藤大海投手（27）が7回3失点の好投で11勝目。チームはカード2連戦の初戦を勝利し連敗を2で止めた。

　今季ここまでリーグトップの防御率1・64を誇るソフトバンク・モイネロを打ち崩した打線について、新庄監督は「それもう、八木スペシャルコーチにどういう作戦があったのか」と笑顔を見せつつも「今日だけですよ。（モイネロは）あんまり良くなかったね。だってもう10勝してるでしょ？」と参考外とした。

　その上で「でも打ちそうなの多いんですよ。いいピッチャーを。なんだろうね」と頭をひねった指揮官。「若さじゃないですか、若さ。1年間通して戦って選手もそんないないし。もうイケイケでやった結果。これが何年も続いてたら打てなかったかもしれないし。不思議なとこだね。最初に5点取ったら、目をこうやって2回こすったもん。ピッチャー誰？モイネロやろ？って」と笑わせたが、「でも（ソフトバンクは）怖いね。ジワジワジワジワ追いついてくるから。最低でも12点くらいいるんだろうね」と話した。

　初回にいきなり打線が爆発した。先頭打者の万波が先制の17号ソロ。その後無死二、三塁からレイエスが球団記録に並ぶ24試合連続安打となる2点適時打で追加点。その後も打者一巡の猛攻で一挙5得点を挙げ、3回にはマルティネスが12号ソロでリードを広げた。