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巨人・阿部監督 悔しい敗戦も「よく追いついたね」と評価 15試合ぶり失点の大勢には「そんな時もある」

スポニチアネックス / 2024年9月3日 22時22分

<ヤ・巨>延長負けするもファンにあいさつする阿部監督 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト(2024年9月3日 京セラD)

 巨人は頼みの大勢が延長10回に今季無安打だった伏兵・並木に勝ち越し打を許して痛恨の敗戦。

 だが、阿部慎之助監督(45)は「そんな時もある。そこまで持ってこれたっていうのはね、大きな収穫として明日につなげてもらいたいなと」とこれまで好投してきた守護神をかばった。

 阿部監督は敗れたことよりも、敗色濃厚だった9回に追いついて延長戦に持ち込んだことを評価した。

 巨人は好投の先発右腕・山崎伊を打線が援護できず、残塁の山を築いたまま8回まで無得点。0―3で迎えた9回、代打・秋広が12球粘って四球で出塁し、続く丸が初球を二塁打して二、三塁とするも浅野が倒れて2死まで追い込まれた。

 だが、ここで打席に入ったモンテスが出場27試合目にして待望の来日初アーチを放ち、劇的な同点3ラン。球団ワースト更新となる今季17度目の零敗寸前から延長戦に持ち込んでいた。

 モンテスに劇的な一発が出た時には、珍しく笑顔も見せていた阿部監督。それだけに「よく追いついたね」とし、継投についても「勝ちパターンでつぎ込んでるわけですから」とサバサバした表情で話していた。

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