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11Rのダウンで火がついた…武居由樹「倒しにいこうと…」 今後は「もっと成長しないといけない」

スポニチアネックス / 2024年9月3日 22時24分

<ダブル世界戦 武居・比嘉>判定勝ちの武居(撮影・島崎 忠彦)

 ◇プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ 王者 武居由樹(大橋)<12回戦>同級1位 比嘉大吾(志成)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が同級1位で元WBC世界フライ級王者の挑戦者・比嘉大吾(29=志成)を3―0の判定で破り、5月の東京ドーム興行で獲得した王座の初防衛に成功した。115―112、114―113が2人の接戦だった。

 「本当に楽しく試合できた」

 試合後の会見での武居の開口一番の言葉だった。

 一進一退の激闘が続く名勝負となった世界戦。その中で11回にはスリップ気味ではあったが、比嘉の左フックでダウン喫した。しかし12回には逆に攻め続けて判定勝利で王者が初防衛に成功した。

 試合中はアッパーを有効に使う場面が多かった。「大吾さんがガンガン前に出てくるのはわかっていたので、アッパーをすごい練習してきたんですけど対策されていて打ちにくかったです」と話し、ロープを背負うシーンも「圧力やプレッシャーや気持ちを感じたんですけど、打ち返そうという気持ちではありました」と説明した。

 後半ラウンドに入って八重樫トレーナーから「後半全部のラウンド取るぞ」とゲキを入れられた。その中で11Rダウンだった。「自分の中では床が滑った感じはあったんですけど、取られたのは良くなかった。印象も良くなかったのでしょうがないかなと思いました。ダウンを取られて火がついた感じでしたし、このままだと負けてしまうと、その後は倒しにいこうとガンガン前に出た」と明かした。

 しかし反省点も多かったという。「納得した試合は全然出来てなくて、まだまだ力不足だなと感じました。ボクシング技術の底上げをしないと、世界ランカー、トップの人たちは強いんだなとこの2戦感じたので、まだまだ成長しないといけないし、できると思うので頑張りたいと思います」と前を向いた。

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