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尚弥7回TKO勝ちもジャッジ2人は3、4Rでドヘニーを支持 パンチ数と精度にわずかな差

スポニチアネックス / 2024年9月3日 22時56分

<ダブル世界戦 井上尚弥・ドヘニー>6R、コーナーに追い込みラッシュする井上(撮影・長久保 豊)

 ◇4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋) 〇7回14秒TKO● 元IBF王者 TJ・ドヘニー(アイルランド)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が挑戦者でWBO世界同級2位のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)に7回16秒TKO勝ちして4本のベルトを守った。井上が7回に入って攻勢を強めたところでドヘニーが顔をゆがめ、手で腰を押さえて棄権した。

 採点表を見ると、6回終了時点の採点はジャッジ2人が59-55、1人が58-56で井上を支持していた。1、2、5、6回は3人とも井上の10-9とつけていたが、3回と4回は2人が9-10とドヘニーのラウンドとしていた。

 米ボクシングデータ会社「COMPUBOX」によると、3回は井上がパンチ20発を繰り出して8発が当たり、精度は40%。ドヘニーは37発中13発を当てており、精度こそ35.1%で下回ったが、手数は多かった。一方、4回は井上が38発中15発で39.5%、ドヘニーが32発中9発で28.1%といずれも王者が上だったが、ジャブを除いたパワーパンチに限ると井上は20発中8発で40%、ドヘニーは17発中7発で41.2%と精度でわずかに上回っていた。

 同社は「ドヘニーは大幅なアンダードッグだったが、実際には7ラウンドのうち2ラウンドで井上よりパワーパンチを当てた」と紹介した上で、「井上は31発のボディーを当ててドヘニーを弱らせ、6ラウンドは61発中32発のパンチを当てた。ドヘニーは脚を痛めたようだった」と記した。

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