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【蹴トピ】川崎F・高井&町田・望月 1メートル92大型DF2人がA代表デビューで武器示す

スポニチアネックス / 2024年9月4日 6時1分

ピンチの芽を摘み、後方から攻撃につながる川崎F・高井

 26年W杯北中米大会アジア最終予選があす5日に開幕する。5日の中国戦、10日のバーレーン戦に臨む日本代表に初招集されたのが川崎FのDF高井幸大(こうた、20)と町田DF望月ヘンリー海輝(ひろき、22)。ともに1メートル92の大型DF2人のパフォーマンスをデータで紹介する。 

 高井は川崎Fの下部組織出身で、高校在学中の22年にプロ契約し昨季4月にJ1デビューを果たした。今季もセンターバック(CB)として17試合に出場している。長身を生かしたエアバトルの強さが持ち味で、1試合平均2・3回の空中戦勝利はチーム最多。他の項目でも守備の指標となるCBI(クリア+ブロック+インターセプト)で平均6・1回、相手から攻撃権を奪うボールゲイン7・8回もチームトップ。大型ながらスピードもあり、鋭い読みと的確なカバリングでピンチの芽を摘んでいる。足元の技術も兼ね備え、ボールの持ち出しやロングボールの質も高い。パス成功率は87・7%とCBとしては高い数字を残している。

 国際大会経験も豊富で、昨年のU―20W杯では日本の全3試合にフル出場、最年少の19歳で出場したパリ五輪でも主力として活躍し、突破が決まっていた1次リーグ最終戦のイスラエル戦以外の3試合を戦った。

 準々決勝のスペイン戦では、試合には敗れたものの存在感を示し、空中戦では3戦全勝。後半にはCKからA代表経験のあるE・ガルシアに競り勝ち、クロスバーにはじかれるヘディングシュートを放った。ボールゲインは両チーム最多の12回と素早い動き出しからボールを奪い、攻撃につなげた。

 きょう4日に20歳を迎えた高井が年内のW杯最終予選に出場すれば、森保ジャパンでは21年9月オマーン戦で久保建英がマークした20歳90日を更新することになる。また、得点を挙げれば、日本のW杯予選最年少得点記録となり、08年6月の3次予選バーレーン戦で内田篤人が記録した20歳87日を塗り替える。

 J1と国際大会で得た経験を糧に成長を続ける20歳がAマッチデビューを狙う。

 ≪町田・望月 エアバトルで押し込む≫サイドバックとしては規格外の長身の望月は、所属の町田でFW呉世勲(オ・セフン)と並び、ロングボールのターゲットとして役割を務めている。空中戦の合計成績は104戦66勝、勝率63.5%は呉世勲の60.6%よりも高い。DFでは珍しく半分以上が敵陣でのもので、出場1088分間はフルタイムの半分以下ながら、67戦41勝(勝率61.2%)はともにDFリーグ最多を誇る。

 向かい合った選手を抜くドリブルは25回中11回成功、成功率44.0%とまずまず。クロスの精度には課題があり、今季36本で成功は4本どまり。成功率11.1%で今後の成長が望まれる。8月から投げ始めたロングスローは早くもリーグ8位の8本。日本代表の新たな武器となるか。

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