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ソフトバンクは日本ハムに3連敗 モイネロが3回6失点 倉野投手コーチ「いろいろ考えたい」

スポニチアネックス / 2024年9月4日 6時1分

<ソ・日>初回、レイエスに2点打を浴びたモイネロ(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3―6日本ハム(2024年9月3日 みずほペイペイD)

 首位・ソフトバンクは3日、2位・日本ハムに3―6で敗れ、連勝が2で止まった。先発のリバン・モイネロ投手(28)が大誤算。初回に万波から先頭打者アーチを浴びるなど5点を失った。3回にもマルティネスからソロを被弾し、3回自己ワースト6失点で降板。今季から先発に転向した左腕にとって最短KOとなった。日本ハム戦は3連敗となり、優勝マジックは15で足踏みとなった。

 まさか、だった。モイネロが初回から日本ハム打線につかまった。万波に左翼席へ先頭打者アーチを浴びる立ち上がり。「内容も結果も全く良くなかった」。続く浅間に四球、清宮に死球と制球が乱れ、さらに暴投で無死二、三塁。レイエスに150キロ直球を右前に運ばれ2点を追加された。なお1死一塁から郡司への死球、上川畑の左前打で満塁のピンチを招き、伏見にチェンジアップを拾われて左前への2点適時打を許した。

 初回から打者一巡の攻撃を許して5点を失った。この時点でモイネロにとって自己ワーストの失点だった。前回登板のオリックス戦も初回に3四球を与え先制を許した。今季37失点のうち初回が最多9失点、2回が2番目に悪い7失点と立ち上がりが不安定だ。意識してマウンドに臨んだが、誰も想定しなかった乱調となった。

 2回は3者凡退に抑えたものの、3回には先頭のマルティネスにソロを浴びた。6安打3四死球6失点の乱調で、先発転向後最短となる3イニングでのKO。リーグでただ一人の防御率1点台を誇る数字は1・64から1・97に悪化し、「何とか修正して次の登板に向けて頑張ります」と話した。

 先発ローテーションの柱として首位快走を支えてきたエース有原が8月5試合で1勝2敗、防御率5・70。もう一人の柱であるモイネロも先発転向1年目でさすがに疲れが出てくる時期か。直球が走らず、変化球は引っかかり、倉野投手コーチは「見ての通り出来は良くはない」と言及。登板間隔を空ける可能性も含め「明日の状態を見てですね。いろいろ考えたいと思います」と話した。

 9月3日は「ホームラン記念日」。1977年(昭52)に巨人で現役だった王貞治球団会長が世界記録となる通算756本塁打を放った。この日は悔しい敗戦で自軍に本塁打は出ず、王会長は「しゃあない。1回から(大量点を)取られたらな。(日本ハムは)もともと打線もいいし、投手もいいから2位にいるんだよね。また明日!」と話し、球場を後にした。

 2位・日本ハムに敗れてマジック15で足踏みとなった。きょう4日の2戦目に一戦必勝の態勢で臨む。 (木下 大一)

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