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中日・高橋宏 シーズン防御率0点台の偉業へ黄信号…「リズムの悪い投球に」7回3失点で1・14に悪化

スポニチアネックス / 2024年9月4日 5時46分

<神・中>7回を投げ終えてベンチへ戻った高橋宏(撮影・後藤 大輝)

 ◇セ・リーグ 中日1―4阪神(2024年9月3日 甲子園)

 中日・高橋宏が7回3失点で3敗目。2リーグ制以降では初となる「シーズン被本塁打0」は継続したが、試合前時点の防御率0・98から同1・14と悪化し、シーズン防御率0点台の偉業達成へ向けて黄信号がともった。

 「先制点を取られてしまい、その後も、リズムの悪い投球になってしまった」。2回先頭・佐藤輝に右前打、前川にはストレートの四球。続く梅野にバスターで右前へ運ばれ無死満塁を招くと、木浪に156キロ直球を左前2点打とされた。0―2の7回1死三塁でも近本に右前適時打され、肩を落とした。規定投球回に再到達し防御率1・14は両リーグトップだが、0点台復帰には、残り試合で18回1/3以上を自責0が最低条件となった。

 チームは1リーグ時代の42年以来82年ぶりとなる同一シーズン甲子園8連敗。甲子園の阪神戦での同一シーズン8連敗も52年のフランチャイズ制以降では初の屈辱だ。5年連続阪神戦負け越しも確定。立浪監督は「残り試合、一つでも勝てるように」と努めて前を向いた。(湯澤 涼)

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