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日本ハム・レイエス「今は、何が来ても打てるようないい状態」球団タイ記録の24戦連続安打

スポニチアネックス / 2024年9月4日 6時1分

<ソ・日>初回、2点適時打を放ったレイエス(撮影・成瀬 徹)

 ◇パ・リーグ 日本ハム6-3ソフトバンク(2024年9月3日 みずほペイペイ)

 環境に順応し、結果を出す。メジャー通算108発を誇る日本ハム・レイエスは、120キロの体に似合わず勤勉だ。相手投手の研究を欠かさず、セ・リーグの投手まで記憶。ひた向きな姿勢が、球団記録の24試合連続安打につながった。

 「モチベーションを高く試合に臨めている。今は、何が来ても打てるようないい状態だと思う」

 初回、万波の先頭打者弾で先制しなお無死一、二塁。モイネロに対して1球目のカーブ、4球目の暴投のスライダー(二、三塁に)、5球目のチェンジアップといずれも低めの変化球にバットは動かない。7球目。浮いた150キロ直球を捉え、右翼線への2点打。この回はモイネロの今季ワーストとなる5点を一挙に奪い、3回でKOした。

 51年に大下弘、07年に森本外野守備走塁コーチがマークして以来17年ぶりの球団タイ記録。「個人の記録は意識せずに、自分のベストを出すことをメインに置いている」とチーム優先を強調する。並ばれた森本コーチは「並ばれてうれしい。手が届かないところまでいってほしい」と新記録に期待した。

 新庄監督の助言が生きた。シーズン序盤は低めの変化球を振らされるケースが多かったが「慌てて自分が(前に)行かないように、(変化球を)見極めるためには右足に乗ってほしいと思った」と軸足の股関節に体重を乗せることを意識させた。ボールを長く見ることで低めを我慢できるようになり、投手によっては低めの変化球を捨てることも助言した。

 豪快な打撃の裏では、投手の球速によって、約900グラムの白バットと、約890グラムのオレンジバットを使い分けるなど工夫を凝らす。首位・ソフトバンク相手に連敗ストップ。レイエスは「打撃でチームに貢献できるように」とCS進出まで打ち続ける。(田中 健人)

 ≪外国人では7位タイ≫レイエス(日)が8月2日ソフトバンク戦から24試合連続安打。連続試合安打のプロ野球記録は79年高橋慶彦(広)の33試合だが、日本ハムでは東急時代の51年大下弘、07年森本稀哲に並ぶ球団最多記録となった。なお、外国人最多は11年マートン(神)の30試合、パでは88年バナザード(南海)の28試合。レイエスは7位タイとなっている。

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