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阪神・木浪のバント成功を大喜びで出迎える佐藤輝 辛酸をなめて強くなった“三遊間の絆”

スポニチアネックス / 2024年9月4日 5時18分

<神・中>勝利し、タッチを交わす(左から)大山、佐藤輝、木浪(撮影・後藤 大輝)

 ◇セ・リーグ 阪神4―1中日(2024年9月3日 甲子園)

 【記者フリートーク】2回は、佐藤輝が出て木浪が還した。2人が攻撃の中心になったことに意味がある。8月25日広島戦。木浪は無死一塁の犠打を成功すると、ベンチで大喜びをする佐藤輝に出迎えられた。その前日、無死一、二塁でバントを決められず、敗因をつくった。その悔しさをくみ取ってくれたことがうれしかった。

 「テルがあんなに喜んでくれるなんて、びっくりしましたよ。自分は心の中で“決めたぞ”と思いながら、何げなく振る舞おうと思っていたので」

 今年は、昨年以上に「輝と守備のコミュニケーションを取っている」という。三遊間の打球を巡って痛い連係ミスが2度あったとはいえ、日々、理解を深めている。この日も初めて中日が走者を出した4回、木浪の声かけにうなずく佐藤輝の姿があった。辛酸をなめ、三遊間の絆はさらに強くなった。(阪神担当・倉世古 洋平)

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