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DeNA・東 球団41年ぶり珍白星!中5日“2戦連続先発”で連勝 昨年8月から32連続QSで12勝

スポニチアネックス / 2024年9月4日 5時32分

<D・広>32試合連続QSを達成しポーズを決める東(撮影・会津 智海)

 ◇セ・リーグ DeNA5-1広島(2024年9月3日 横浜)

 DeNA・東克樹投手(28)が3日、首位・広島戦で8回途中7安打1失点と好投しリーグ単独2位の12勝目を挙げた。台風10号の影響による中日3連戦中止などを挟んだ6日ぶりの一戦で、球団では41年ぶりの2試合連続先発での白星。4連勝で7月27日以来38日ぶりに貯金1とし、勝った3位・阪神とは1・5ゲーム差のままも、首位に6ゲーム差とじわりと接近した。

 白い洋服と白い靴で球場入りする。東は「登板する日は」と白星の験担ぎを続ける。勝利のチャンスを広げるのがクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)。昨年8月から32試合連続に伸ばした。

 「しっかり組み立てはできた。記録より、試合をつくることを続けられることが大事」

 台風10号の影響で中日3連戦(バンテリンドーム)など4試合が中止。7回2失点で東が11勝目を挙げた8月28日の阪神戦以来、6日ぶりの試合だった。1日の練習日にはミーティングが行われ「目の色を変えて戦う」と合言葉が決まった。三浦監督は「チームの勝ちを最優先する」の方針で、東に中5日でカード初戦を託した。

 小雨が降る中、2回以降、広島・森下と踏み出す足の位置が重なっていたが「ぬかるみもなかったので特に問題ない」とギアを上げた。最速147キロの直球に多彩な変化球で7回まで4安打無失点。2―0の4回2死満塁では「無得点では流れが相手にいってしまう。狙い球を絞って打つ」と森下の変化球を流し左前適時打も放った。8回2死から3連打で降板も、7回2/3を7安打1失点に抑えた。2試合連続で同じ投手の先発白星は、球団では83年の遠藤一彦以来41年ぶりだった。

 台風の影響で、約9時間も新幹線に缶詰めになる選手もいた。東は中日戦の登板予定がなく回避も、中止などで勢いをそがれそうだった連勝を「何としても勝つ」と4に伸ばした。指揮官は「最高の投球をしてくれた」と称えた。

 ハイレベルなセ・リーグ投手のタイトル争い。主要4部門では12勝、勝率・857がリーグ2位などすべて5傑入り。24勝0敗だった13年の楽天・田中将以来となるシーズン全先発試合QSも見えてきた。その田中将の歴代最長34試合連続QSまであと2。「メディアの方に言われているので、気にならないわけがない」と大記録を意識しながら、逆転CS出場に導く。(神田 佑)

 ≪遠藤一彦以来≫東(D)が8月28日阪神戦に続きチーム2試合連続先発登板で勝利。DeNAで同一投手が2戦連続先発登板は21年7月14日阪神戦、8月15日ヤクルト戦と今永が東京五輪の中断期間を挟んで記録して以来。東のように2試合とも勝ったのは83年9月23日巨人戦、同29日阪神戦の遠藤一彦以来41年ぶりになった。9月24、25日巨人戦(後楽園)、27、28日阪神戦(横浜)と予定された4試合が降雨中止となり今回同様中5日での登板だった。

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