ウエルター級初の日本人世界王者を目指す佐々木 完勝後に「タイトル戦をやりたい！」英語で呼びかけ

＜OPBF東洋ウェルター級タイトルマッチ　佐々木・バラ＞3回、バラ（右）にパンチを見舞う佐々木（撮影・島崎　忠彦）

　◇東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦　佐々木尽　TKO7回52秒　カミル・バラ（2024年9月3日　東京・有明アリーナ）

　アジア2冠王者の佐々木が6連続KO勝利で2つのタイトル防衛に成功した。

　プレッシャーをかけ上下に打ち分けながら、7回には左右の連打から最後は飛び込みながらの左フックで相手を沈めた。

　ウエルター級初の日本人世界王者を目指す23歳は、世界主要4団体で5位以内に入る。試合後はリングサイドのトップランク社ボブ・アラムCEOに「アイ・ウォント・トゥー・タイトルマッチ！（タイトル戦をやりたい！）」と英語で世界戦実現を呼びかけていた。