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伊東純也 2年前の再現で再出発弾だ!7カ月ぶり日本代表復帰戦、指揮官へ“恩返し”を

スポニチアネックス / 2024年9月4日 5時2分

<サッカー日本代表練習>笑顔でランニングする伊東(右)(撮影・西海健太郎)

 日本代表は3日、26年W杯アジア最終予選の初戦となる5日の中国戦に向け、さいたま市内で全体練習を行った。性加害疑惑で不起訴になり、1~2月のアジア杯以来、約7カ月ぶりの復帰となったMF伊東純也(31)がこの日から合流。選外期間中の率直な心境を打ち明けながら決意を新たにした。

 約7カ月ぶりの代表活動で伊東が笑顔を見せた。公開された冒頭15分間の練習ではジョギングやボール回しで軽快な動きを披露。取材エリアでの第一声で「うれしいし、チームに貢献したいという気持ち」と率直な心境を語った。

 アジア杯期間中に性加害疑惑が報じられ、途中離脱。その後は代表活動で招集されず、日の丸をつける仲間たちを外から見ていた。選外が続いた時期は、森保監督から「守るために入れない(招集しない)。プレーは見てる」などと伝えられ、所属クラブでのプレーに専念。不起訴が決まったことについて「区切りがつかないと難しい部分はある。ホッとした」と、初めて本音を口にした。

 前回カタール大会のアジア最終予選初戦だった21年9月のオマーン戦は苦い思い出がある。先発でチーム最多2本のシュートを放つも、0―1で黒星発進。最終予選デビューで「雰囲気は(いつもと)違ったのかな」と痛感しており、「今回は1戦目から勝っていい状態で臨めれば」と意気込む。

 その後、22年1月の中国戦では史上4人目となる最終予選3試合連続ゴールを記録した。当時の会場も埼スタ。同予選通算4得点は森保政権最多で5得点となれば歴代3位タイとなる。伊東が得点した試合は12戦全勝と“神話”も継続中だ。

 復帰までの環境が整うまで待ってくれた指揮官へ「いろいろ考えてくれてた」と感謝した伊東。「チームのために頑張りたい。貢献することしか頭にない」。勝利へ導く一撃が何よりの恩返しとなる。

 【伊東復帰までの経過】

 ▽1月31日 デイリー新潮が昨年6月の伊東の性加害疑惑を報道。大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したと判明。

 ▽2月1日 伊東側が性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出、受理される。日本協会が代表からの伊東の離脱を発表。その後離脱しないと訂正。

 ▽2日 日本協会の田嶋幸三会長らが再度協議の末、伊東の離脱を改めて決定し発表。

 ▽7月2日 大阪府警が伊東を準強制性交致傷の疑いで、女性2人を虚偽告訴容疑で大阪地検に書類送検。

 ▽24日 Sランスの日本ツアーでJ1磐田戦に先発し、約半年ぶりに日本でプレー。

 ▽8月9日 大阪地検が伊東を嫌疑不十分で不起訴処分。女性2人についても不起訴とされた。

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