GK鈴木彩艶 凱旋完封だ!古巣本拠地でW杯最終予選最年少デビューへ「勝利をつかみたい」

＜サッカー日本代表練習＞練習に臨む鈴木（撮影・西海健太郎）

　◇W杯アジア最終予選　日本―中国（2024年9月5日　埼玉）

　GK大国でもまれた成長を見せつける。今夏にセリエA・パルマへ移籍した鈴木もこの日から合流した。正守護神を務めたアジア杯は全5試合で失点するなど安定感を欠いたが、新天地では定位置を奪取。「経験したことのないシュートスピードもある。キックからチャンスをつくることは試合で出せている」と攻守で刺激的な日々を送っている。

　22歳15日で迎える中国戦に出場すれば、97年川口能活の22歳23日を抜いてW杯最終予選日本人GK最年少記録となる。小学生時代から昨夏まで在籍した浦和の本拠地・埼スタでの代表戦は自身初。「このピッチで試合に出場したいし、勝利をつかみたい」と気持ちを高ぶらせた。