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「虎に翼」原爆裁判 原告女性が法廷へ 轟は懸念&よねさん「決めるのは彼女」ネット納得「2人の性格」

スポニチアネックス / 2024年9月4日 8時32分

連続テレビ小説「虎に翼」第113話。原告女性が法廷に立つことに、轟太一(戸塚純貴)は…番組公式X(旧ツイッター)(@asadora_nhk)から

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は4日、第113話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 第113話は、原爆投下は国際法に違反しているかどうか、原告・被告双方が国際法学者による鑑定を求めた。竹中次郎(高橋努)の記事により「原爆裁判」に世間の注目が集まり始める。一方、星百合(余貴美子)の認知症が進行。星航一(岡田将生)佐田優未(毎田暖乃)と懸命に百合を支える佐田寅子(伊藤沙莉)自身も、体調の優れない日々が続く…という展開。

 寅子「鑑定人は、米国にも国にも賠償責任を求められない場合、今苦しんでいる被爆者は、どこに助けを求めればよいとお考えですか」

 嘉納隆義教授(小松利昌)「法学者として、お答えできることはありません」

 寅子「以上です」

 閉廷後。

 嘉納「被爆者の方々には同情するが、賠償権が存在するとは、到底言い難い。政府による、別の救済方法を考えるべきだと思うがね」

 反町忠男(川島潤哉)「この法廷で争われている点はそこではありません。被爆者個人への同情から、国際法を拡大解釈するわけにはいかない。法は法。それだけです」

 嘉納「お互い、結構なものを背負わされてるね」

 「竹中の記事が週刊誌に掲載されました。日米安保改定に揺れる社会の片隅で行われている原爆裁判を、詳細につづった渾身のルポルタージュは、人々の心を打ち、雲野先生の願いを叶えるように、原爆裁判は世間の注目を集めていきました」(語り・尾野真千子)

 甘味処・竹もと。桂場等一郎(松山ケンイチ)は「直接は言わないが、言外にたっぷりと匂わせてきた。原爆裁判、速やかに裁判を終わらせろと。世間の注目を集めて、慌てた政治家たちが、何人もいるのだろう。ふざけやがって」と政治家の圧力を明かし、無力感に苛まれる寅子に「司法に何ができるのか、そのことだけ考えろ」と助言した。

 原告の吉田ミキが出廷へ。轟太一(戸塚純貴)は「他の原告4人には断られたじゃないですか。この裁判は、徐々に世間の関心を集めてきています。彼女だけが矢面に立てば、どうなってしまうのか。損害賠償で得られる金は、彼女が一生苦労しないで済むものですか。この先、彼女が味わうことを思うと…」と懸念。山田よね(土居志央梨)は「それを決めるのはおまえじゃない。どの地獄で、何と闘いたいのか。決めるのは彼女だ」と語った。

 1961年(昭和36年)12月。翌年1月の裁判に向け、当事者尋問の申請がなされた。

 寅子も「被害者本人が法廷に立つ意味って、何かしらね。(航一『裁判官の心証に、影響を及ぼすかもしれない。でもその代わり…』)好奇の目にさらされて、確実に傷つくことになる。なぜいつも、国家の名の下に個人が苦しまなければならないのか。すべて国民は、個人として尊重される…」と悩んだ。

 SNS上には「2人(嘉納、反町)とも苦しそう…」「竹中効果、凄い!」「轟も変わらない。そして、よねさんも」「轟の言い分も、よねの言い分も、もっとも」「2人の性格が出ていてよかった…轟の優しさ、困難な道を歩いて己を保ってきたよねさん人生がよく表れている」などの声が上がった。

 原爆裁判の行方は…。

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