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大谷翔平 試合前にホームのエ軍側でキャッチボールを行った理由「ずっとあそこでやっていたので」

スポニチアネックス / 2024年9月4日 13時51分

試合後、メディアの囲み取材に応じる大谷翔平(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース6―2エンゼルス(2024年9月3日 アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、移籍後初めてエンゼルスタジアムに凱旋してエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で右翼線へ適時三塁打を放ち、チケットが完売して満員に埋まった古巣ファンの前で恩返しの一打となった。これがシーズン81本目の長打で自己最多を更新した。チームはタイブレークの延長10回に大谷が申告敬遠でつなぐと、ムーキー・ベッツ内野手(31)の3ランなどで4点を奪って競り勝った。貯金は今季最多の29とし、地区優勝へのマジックは18に。これで今季のエンゼルス戦は1試合を残して2勝1敗と勝ち越した。

 試合後、大谷は移籍後初凱旋した試合を終えて「レギュラーシーズンで初めてだったので楽しみにしていましたし、勝ちたいなというのが一番だったのでいい形で勝ててよかったです」と振り返った。感傷的になる場面はあったかと問われると「アナハイムのファンの前でプレーできるのが一番で感謝しかない。ここでプレーできたのが大きなことだったなと思います」と話した。

 この日に限ってはエンゼルスよりも大谷を応援するエンゼルスファンがいたと伝えられると「そう思ってくれているファンの人がいてくれるのはうれしいですし、エンゼルスのファンの方に感謝しかない。今年もプレーできたことが今日は一番良かった。もちろん打てればいいですけど、プレーできたことが特別かなと思います」と話した。

 また、試合前にビジター側の右翼ではなく、ホーム側の左翼でキャッチボールを行ったことについて問われると「ずっとあそこでやっていたので。逆に中でやる場所がなかったのであそこでやった。なかなか時間もないですけど、明日もブルペンしっかり入れるようにいいステップになったかと思います」と説明した。

 第1打席で大谷の名前がコールされると敵味方関係なく、ファンがスタンディングオベーション。「MVP」コールも沸き起こった。左腕デトマーズとの対戦は一ゴロに倒れた。

 第2打席は1点を追う3回1死一塁の場面。カウント1―2から5球目のスライダーが自打球となって股間付近を直撃してヒヤリとさせたが、続く6球目のカーブを強振。右翼線へ今季7本目の三塁打を放ち、一塁走者が生還して今季99打点目となった。これで2021年の自己最多100打点にあと1に迫った。大谷が三塁に到達しておなじみのポーズ「ヒップロック」を決めると、三塁手レンドンが冷やかしで肩を叩こうとする場面も。「MVP」コールを送っていたスタンドのファンは大谷と同じくポーズを決めて喜んだ。この時点でブルワーズ・アダメズと並んで打点部門でリーグトップに立った。さらにベッツにも適時打が飛び出し、2点を奪って逆転した。

 タイブレークの延長10回にロハスの適時打で1点を勝ち越し、なおも2死二塁で大谷に打席が回ると、エンゼルスベンチは申告敬遠。するとエンゼルスタジアムのファンは大ブーイングを浴びせた。そして続くベッツが3ランを放ち、ドジャースファンは大歓声を上げて喜んだ。

 延長10回の守りでは6番手右腕ブレイジャーが無失点で切り抜けて6―2で逃げ切った。

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