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大谷翔平 初凱旋後取材でアクシデント発生「おぉ!」とびっくり ワトソンさんも「Oh my gosh」

スポニチアネックス / 2024年9月4日 14時21分

試合後、メディアの囲み取材に応じる大谷翔平(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース6―2エンゼルス(2024年9月3日 アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、移籍後初めてエンゼルスタジアムに凱旋してエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で右翼線へ適時三塁打を放ち、チケットが完売して満員に埋まった古巣ファンの前で恩返しの一打となった。これがシーズン81本目の長打で自己最多を更新した。チームはタイブレークの延長10回に大谷が申告敬遠でつなぐと、ムーキー・ベッツ内野手(31)の3ランなどで4点を奪って競り勝った。貯金は今季最多の29とし、地区優勝へのマジックは18に。これで今季のエンゼルス戦は1試合を残して2勝1敗と勝ち越した。

 試合後、大谷は移籍後初凱旋した試合を終えて取材に対応。しかし、スポーツ専門局「スポーツネットLA」のリポーターでドジャース担当を務めるキルステン・ワトソンさんが「アナハイムはキャリアが始まった場所だが、特別な思いは?」と質問している最中に大谷の背後に設置されていた広告ボードが落下。大谷も思わず「おぉ!」と驚いた様子で声を上げ、ワトソンさんも「Oh my gosh!」と声を上げた。

 それでも大谷は冷静に「レギュラーシーズンで初めてだったので楽しみにしていましたし、勝ちたいなというのが一番だったのでいい形で勝ててよかったです」と振り返った。感傷的になる場面はあったかと問われると「アナハイムのファンの前でプレーできるのが一番で感謝しかない。ここでプレーできたのが大きなことだったなと思います」と話した。

 この日に限ってはエンゼルスよりも大谷を応援するエンゼルスファンがいたと伝えられると「そう思ってくれているファンの人がいてくれるのはうれしいですし、エンゼルスのファンの方に感謝しかない。今年もプレーできたことが今日は一番良かった。もちろん打てればいいですけど、プレーできたことが特別かなと思います」と話した。

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