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「あまり起こらないので、ちょっと意識が…」大谷の申告敬遠→直後3ランのベッツ「よしっ!」と気合注入

スポニチアネックス / 2024年9月4日 14時41分

<エンゼルス・ドジャース>延長10回、大谷が申告敬遠された直後に3ランを放ち吠えるベッツ(右、AP)

 ◇インターリーグ ドジャース6-2エンゼルス(2024年9月3日 アナハイム)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が3日(日本時間4日)、敵地でのエンゼルス戦に「2番・右翼」で先発出場。延長10回にダメ押しの15号3ランを放った。

 2-2で迎えた延長10回、ロハスの適時打で1点を勝ち越しなおも2死二塁で大谷翔平が申告敬遠で歩かされた。次打者のベッツが燃えないわけがなかった。

 相手5番手・コントレラスの初球、浮いたスライダーに狙いを定めると左翼席へ豪快な15号を放り込んだ。勝利を決定づける一発にダイヤモンドを回りながら人差し指を突き上げ、吠えた。

 試合後、ベッツはヒーローインタビューで大谷が申告敬遠で歩かされた際の気持ちを問われ「そういうことはあまり起こらないので、ちょっと意識が飛びました」と微笑。

 続けて「彼らが翔平を歩かせて私に回したことは分かっていましたし、私はただ“All right(よし!)”と思っていました」とより、気合が入ったと振り返った。

 大谷も試合後、メディアの囲み取材でベッツの3ランについて「さすがのひと言。うちとしては一番いい形で勝てたと思う。逆に言えばエンゼルス的には一番嫌な形で得点されたのかなと思う。明日、自分たちがいい形で入っていけると思う」と称えた。

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