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「エンゼルスの判断は理解できる」大谷の申告敬遠直後に3ランのベッツ「ただ打ってやろう」意地の一発

スポニチアネックス / 2024年9月4日 14時49分

<エンゼルス・ドジャース>延長10回、大谷が申告敬遠された直後に3ランを放ち吠えるベッツ(右、AP)

 ◇インターリーグ エンゼルス-ドジャース(2024年9月3日 アナハイム)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が3日(日本時間4日)、敵地でのエンゼルス戦に「2番・右翼」で先発出場。延長10回にダメ押しの15号3ランを放った。

 2-2で迎えた延長10回、ロハスの適時打で1点を勝ち越しなおも2死二塁で大谷翔平が申告敬遠で歩かされた。次打者のベッツが燃えないわけがなかった。

 相手5番手・コントレラスの初球、浮いたスライダーに狙いを定めると左翼席へ豪快な15号を放り込んだ。勝利を決定づける一発にダイヤモンドを回りながら人差し指を突き上げ、吠えた。

 試合後、ベッツは大谷が勝負を避けられ「ここで“なるべく早めに良い球を打ってやろう”と自分に言い聞かせていた」と一層、燃えたとし「翔平は素晴らしいことを成し遂げているからエンゼルスの判断は理解できる。だから、ただ打ってやろうということだけ考えた。勝てて良かった」とエ軍側の判断に理解を示した上でチームとしての勝利に胸を張った。

 そして「“ウェルカムバック、翔平(大谷、お帰り)”の雰囲気はクールだった。彼はここで多くのことを成し遂げてきた。彼が古巣の本拠地で良いプレーをするために帰ってきたことはクールだった」と大谷を迎え入れたアナハイムのファンにも敬意を忘れなかった。

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