遠藤航主将 中国撃破へ「今できる環境の中で最大限の準備をしている」最終予選過去2大会は黒星発進

会見に臨む森保監督と遠藤（右）（撮影・西海健太郎）

　サッカー日本代表は5日に埼玉スタジアムで、26年W杯アジア最終予選の初戦として中国戦に臨む。4日には会場で前日会見が行われ、MF遠藤航主将（31＝リバプール）が森保一監督とともに（56）出席した。

　遠藤は「いよいよ最終予選が始まると言うことで、非常に楽しみにしています。今できる環境の中で最大限の準備をしている。チーム一丸で勝てるように頑張りたい」と意気込みを語った。

　チームは今回の活動から元日本代表MFの長谷部誠コーチ（40）が入閣し、2日の合宿初日から指導。3日にはMF伊東純也（31）ら一部欧州組が合流し、全27選手がそろって調整した。

　過去2大会は最終予選はいずれも黒星スタートだった。「もちろん前回大会の結果は経験した選手は覚えていますし、アジア杯の悔しさも含めて簡単ではないことは身に染みて分かっている」と強調。「長い戦いになりますけど、一戦必勝で中国戦でしっかり勝つことを目指すことが大事だと思います。ネガティブなんことを意識しすぎずにポジティブに準備しているので、試合で出していけば自ずと結果につながると思います」と言葉に力を込めた。

　そして、対戦相手の中国については「かなり相手は監督はよく日本のことを分析している監督で、ただ前回と同じような戦いをしてくるかというと、中国の選手の良さを生かしたサッカーをしてくる印象です。おそらく自分たちがボールを持つ展開になると思うので、カウンターのリスクマネジメントをしていかないといけない。おそらくセットプレーはいい準備をしていると思うので、そこは自分たちもゴールキック一つ一つ、しっかりとした準備をしていかないといけないと思います」と分析した。