遠藤航 新入閣の長谷部誠コーチの存在に感謝「メリットしかない」「若い選手は多くの刺激受けている」

会見に臨む遠藤（撮影・西海健太郎）

　サッカー日本代表は5日に埼玉スタジアムで、26年W杯アジア最終予選の初戦として中国戦に臨む。4日には会場で前日会見が行われ、MF遠藤航主将（31＝リバプール）が森保一監督とともに（56）出席した。

　森保監督の強い要望で今回の最終予選からEフランクフルトU―21コーチの元日本代表MF長谷部誠氏（40）が電撃入閣。遠藤は「選手の立場からするとみんなウェウカムで、あれだけのキャリア、経験のある方が協会に入ってくれるのは、一緒にやっていない若い選手たちは多くの刺激を受けながら活動していると思う」と強調した。

　長谷部コーチは日本代表でW杯3大会に出場し、歴代最多の81試合で主将を務めたレジェンド。代表での実績はもちろん、ドイツ1部でプレーした外国人で歴代2位の384試合出場を誇るなどこれ以上ない経歴の持ち主だ。

　遠藤は「海外でやってきた選手たちが日本サッカーに貢献するのも大事なこと。選手もいろんなことを長谷部さんから聞きながら最終予選に臨めるのは間違いなくメリットしかない。W杯もそうですし、選手のキャリアも含めて吸収しながらピッチ上に還元していければ素晴らしい関係性になると思います」と語った。