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パナソニック好発進 野手最年長の法兼がV満弾、同期・阪神木浪の満塁打にヒントあり

スポニチアネックス / 2024年9月4日 19時41分

<パナソニック・関メディベースボール学院>2回に先制の満塁本塁打を放ったパナソニック・法兼(中央)

 ◇社会人野球日本選手権近畿地区最終予選2回戦 パナソニック20―4関メディベースボール学院(2024年9月4日 わかさスタジアム京都)

 29大会連続44度目の本大会出場を目指すパナソニックは、関メディベースボール学院に20―4の7回コールドと大勝発進を決めた。

 16安打20得点の猛攻を促したのは、野手最年長となる29歳の法兼(のりかね)駿だった。

 「2番・三塁」で先発出場。初回1死無走者でチーム初安打となる右前打を放って鼓舞し、2回1死満塁では右翼席へ先制の決勝満塁本塁打を決めた。

 4回1死二、三塁では適時打を放って計3安打5打点の大暴れ。「初戦を経験したことがない選手が固くならないように、野手最年長として積極的に振っていこうと思っていました」とうなずいた。

 満塁での一発には、元同僚の一打がヒントになった。亜大時代に同学年としてプレーした阪神の木浪は、前日3日中日戦(甲子園)の2回無死満塁で初球156キロ外角直球を左前への先制2点打とした。「木浪が満塁で初球を打ち、適時打にしていた。自分も同じ満塁で負けていられない」。自身はカウント2―2と追い込まれてからファウルを挟んで甘い球を待ち、6球目を右翼席に放り込んだ。

 3~5月にかけて参加したJABA大会は、3大会ともに予選敗退。都市対抗は6月の予選に敗れて本大会出場を逃すなど、チームとして本領を発揮できない期間が続いていた。

 「春は打ち勝つことができず、守備のミスも目立っていました」

 そのチームを野手最年長として攻守で鼓舞してきた。オープン戦では下位打線に入ることも多かった中、今回の初戦は2番で出場。「つなぐ役割に徹しているので、2番でも違和感はない」と初戦から大勝に導き、夏以降のテーマとしてきた打力向上を印象づけた。

 「野手最年長として、この経験をアドバイスできるのは僕しかいない。それをプレーで示し、若い子が勢いに乗ってくれればいいなと思います」と先を見据えた。

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