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【サーフィン】松田詩野「その舞台でもう一度」28年ロス五輪目指す パリ五輪以来の復帰戦で1回戦突破

スポニチアネックス / 2024年9月4日 20時1分

松田詩野

 ◇サーフィンホワイトバッファロー御前崎プロQS3000第1日(2024年9月4日 静岡・御前崎ロングビーチ)

大会が開幕して女子1回戦が行われ、3組でパリ五輪代表の松田詩野(22=TOKIOインカラミ)が7・20点で2位に入り、2回戦進出を決めた。松田はフランス領ポリネシアのタヒチで行われたパリ五輪以来、約1カ月ぶりの実戦。準々決勝敗退で終わった初の大舞台を終え、28年ロサンゼルス五輪へ再スタートを切った。

 この日は「ポテンシャルのある波が少なくて難しかった」というコンディション。松田も4本目に2・80点、5本目に4・40点を出すのがやっとだったが、3位の選手をわずか0・30点上回ってラウンドアップ。「優勝を目指しているので、ファイナルまで行けるように頑張る」と話した。

 パリでは3回戦で敗れ、目標としていたメダルには届かなかった。それでも「五輪でしか味わえない感覚とか、その場の雰囲気があったので、その舞台でもう一度サーフィンをしてメダルを獲りたい気持ちが強く芽生えた」と言い切る。

 条件付き内定を得ながら出場を逃した東京五輪、日本勢内定第1号となって臨んだパリを経て、早くも4年後への意欲をかき立てており、「ここで勝って、また日本のサーフィンを盛り上げていきたい」と思いを新たにした。

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