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40度の発熱にメンバー入れ替え覚悟…からの坂井遼が復活の1回3K&146キロ!

スポニチアネックス / 2024年9月4日 23時0分

快投に明るい表情の坂井(撮影・柳内 遼平)

 ◇第13回U18アジア選手権・1次ラウンドB組 日本13―0フィリピン(2024年9月4日 桃園)

 高校日本代表は4日、1次ラウンド最終のフィリピン戦に13―0で5回コールド勝ちして、全勝での1位突破を決めた。プロ注目の最速151キロ右腕・坂井遼(はる)投手(3年=関東第一)が3回から2番手で投げ、1イニングを無失点1四球で3三振を奪う快投を見せた。投手陣は2日の初戦・香港戦に続き、3投手の継投で無安打無失点を達成した。

 侍が復活した。8―0の3回から2番手で最速151キロ右腕・坂井が初登板。1四球を与えたが、この日最速146キロの直球を軸に3三振。今大会初のナイターで渾身(こんしん)の18球に「投げられるのはマジでうれしい。真っすぐが良かった。やっぱり不安は正直、ありましたし、自分より良い選手がいっぱいいるので、代わってもいいんじゃないかと持っていたんですけど、お世話になった方に必ず恩返ししたいと思っていた」と語った。

 関東第一のエースとして今夏の甲子園で準優勝に導いた。ただ日本一に一歩及ばなかったショックは心身にダメージを与え、決勝翌々日の8月25日から発熱。人生で経験のない40度まで上がり「(体温の)記録を更新しました。やっぱり自分の体力が足りなかったのかな」。同28日の大学ジャパンとの壮行試合にも登板せず台湾入りした。

 開幕後は熱が下がるも、体重は約4キロも落ちた。それでも甲子園をほうふつさせる直球でねじ伏せ、先発右腕・間木ら3投手による「継投ノーノー」につなげた。1次ラウンドを無傷の3連勝でB組1位突破。次戦はあす6日にA組1位の台湾とスーパーラウンド初戦を迎える。「レベルが上がるので、もう一回試してみたい。自分は甲子園で優勝できなかったので、この大会で優勝したいなと思います」と明るい表情で語った。

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