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久保建英 日本代表“王様”になる! W杯アジア最終予選初戦へ「中心選手として引っ張っていきたい」

スポニチアネックス / 2024年9月5日 5時2分

<サッカー日本代表>練習中に遠藤(右)とじゃれ合う久保(撮影・西海健太郎)

 日本代表は5日、26年W杯アジア最終予選初戦で中国代表と対戦する。4日は試合会場で最終調整し、冒頭15分のみが公開された。2度目の最終予選に臨むMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)は2年後の本大会では「中心選手」になることを宣言。前回の最終予選は不完全燃焼に終わり、チームも黒星を喫した初戦で“キング”への第一歩を踏み出し、森保ジャパンを白星発進に導く。

 暑さが去った夕暮れの埼スタ。強行軍の移動で合流2日目を迎えた久保は、疲れの色を見せずリラックスムードで調整した。所属先のレアル・ソシエダードではスタートダッシュに失敗。「僕の苦しさがチームに伝染しなければいい」と笑わせ「長距離移動で日本に着いたら気持ちは切り替わっている」と代表モードを強調した。

 自身2度目の最終予選が始まる。前回は4試合無得点。特に初戦の21年9月2日のオマーン戦は後半25分に途中出場も不発に終わり、チームも苦杯をなめた。3年前の苦い経験は「あんまり覚えてない」としたが、「アジアのレベルも上がった。そういった意味で明日も気は抜けない」と厳しい表情。2大会連続で敗れている鬼門の初戦に向けて「勝ち点3を取ること。緊張しすぎず、特に前線の選手は早い時間に点を取ることが大事」と力を込めた。

 最終予選初得点にも期待が高まるが、意欲を問われると「ないと言ったらうそになるが、あんまり俺が俺がという感じでもない」と涼しい顔を見せた。それでも誰より自分の実力を信じている。先月24日のエスパニョール戦で今季初得点を決めた直後。背中の「TAKE」を誇示する意地のパフォーマンスを披露。開幕2戦目で先発落ちした怒りをエネルギーに変えてみせた。

 北中米大会は25歳で迎える。メンバー最年少だった前回は2試合無得点。捲土(けんど)重来を期す2年後へ「年齢的にも中堅に入る。この立場を崩さず、中心選手としてチームを引っ張っていきたい」と言った。カズ、中田英寿、中村俊輔、本田圭佑…。これまで日本代表に君臨してきた“キング”は攻撃の中心に存在し、最終予選から絶大な存在感を示してきた。中国戦は久保にとってキングへの第一歩となる。

 ≪日本代表の王様≫

 ▼FW三浦知良 国際Aマッチ89戦55得点の決定力でけん引。圧倒的な存在感でキングの愛称。57歳の今も現役。

 ▼MF中田英寿 国際Aマッチ通算77戦11得点。フィジカルの強さやドリブルで中盤に君臨。98年W杯初出場の立役者。02、06年W杯も出場。

 ▼MF中村俊輔 国際Aマッチ93試合で24得点。芸術的なFKとパスで魅了。中盤の司令塔。06、10年W杯出場。

 ▼MF本田圭佑 国際Aマッチ98試合出場37得点。精度とパワーを兼ね備えた左足が武器。3大会連続W杯得点&アシストを記録

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