1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

五木ひろし レジェンド継承 藤山一郎皮切りに美空ひばり、石原裕次郎… 60周年トリビュートライブ

スポニチアネックス / 2024年9月5日 5時2分

弾き語りする五木ひろし(撮影・大城 有生希)

 歌手生活60周年を迎えた五木ひろし(76)が4日、「スーパーライブ~五木の継承~」と題して都内のライブハウスで10日間連続で実施する公演の初日として藤山一郎トリビュートステージを行った。

 「昭和歌謡の継承」をライフワークに掲げる五木は藤山を皮切りに美空ひばり、三橋美智也、石原裕次郎、岡晴夫、霧島昇、田端義夫、東海林太郎と計8人の尊敬する先輩歌手のトリビュートライブを2日ずつ開催、その第1弾がこの日。

 青いジャケットが定番だった藤山を意識してブルーのスーツ姿で登場した五木は「こうして60年も歌えるのは偉大な先輩歌手と作家が素晴らしい作品を残してくれたおかげ」と歌謡曲の歴史をたどり、継承する意義を説明。「男性歌手として初の国民栄誉賞を受賞した藤山さんと古賀政男メロディーは切っても切れない」として「丘を越えて」でオープニングすると、声楽家、作曲家でもあった藤山が「楷書歌手」と呼ばれ、譜面に忠実に、美しい日本語で歌う正統派歌手だったことも説明。古賀と藤山2人にとっての代表作「酒は涙か溜息か」をはじめ「東京ラプソディ」などのヒット曲を時折ファンに手拍子を求めながら歌い、偉大な足跡をたどった。

 「藤山さんが凄いのは、古賀先生だけでなく古関裕而さん、服部良一さんという3人の大作曲家の代表曲も歌ったこと」と、「長崎の鐘」(古関作曲)「青い山脈」(服部作曲)も披露、歌手・藤山の幅広さを称えた。自らギターの弾き語りで古賀メロディーの代表作「影を慕いて」を熱唱した一方「さらば青春」として藤山が歌った作品を38年後に「浜昼顔」と改題して五木がヒットさせたエピソードを語り、その2曲を続けて歌って大歓声を浴びた五木。「少しは天国で(藤山に)喜んでいただけたかな」と満足げな笑顔を浮かべていた。(元尾 哲也)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください