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オリックス・舜平大 少年時代のチームメートの金に刺激!! 新球チェンジアップ駆使し3連勝

スポニチアネックス / 2024年9月5日 5時48分

<オ・西>杉本(左)と山下がそろって昇天ポーズ(撮影・井垣 忠夫)

 ◇パ・リーグ オリックス4―0西武(2024年9月4日 ほっともっと神戸)

 未完の大器、オリックス・山下には実りの多い1勝だった。今季最多109球の力投で、7回9奪三振。救援3試合を含め、今季11試合目で初めて無失点で投げ抜き、3連勝を飾った。

 「ほっともっとで勝てて良かった。自分の球に自信を持てば勝負できると思っているので、少し時間はかかりましたけど、まだまだ諦めず頑張りたい」

 150キロ台中盤の真っすぐに加え、カーブとフォークが効果的。2回先頭の平沼には1軍戦では初めて投げたチェンジアップで空振り三振を奪った。今年3月の侍ジャパンの活動中に今回投げ合った西武・隅田から教わった新球。「来年、再来年で投球の幅を増やすために、今のうちから投げておくぐらいのイメージ」。進化への手応えもつかんだ。

 日本時間3日にパリ・パラリンピックのバドミントン男子シングル(車いすWH2)で2大会連続金メダルを獲得した梶原大暉(22=ダイハツ)は同じ福岡市の小、中学校の1学年先輩。「筑紫丘ファイターズ」のチームメートだった。「獲るだろうとは思ったけど、映像を見たら凄い気合というか、鳥肌が立ちました。いい刺激になった」。ほっともっとフィールド神戸の今季8試合目の最終戦。同郷の先輩に負けない笑顔で締めた。(山添 晴治)

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