古江彩佳 初の国内メジャー制覇へ「しっかりと意識して頑張りたい」“神の島”訪れリフレッシュ

公式会見に出席した古江彩佳

　女子ゴルフの今季国内メジャー第2戦、ソニー日本女子プロ選手権はきょう5日、沖縄のかねひで喜瀬CCで開幕する。7月のエビアン選手権を制した古江彩佳（24＝富士通）にとって、メジャー制覇後初の日本凱旋試合。4日に会見し「日本のタイトルを自分は持っていないので目標の一つ。しっかりと意識して頑張りたい」と初の国内メジャー制覇を狙う。

　前週に沖縄入りし、“神の島”といわれる久高島を訪れるなど心身ともにリフレッシュ。「調子はぼちぼちかな」。24歳にとって「ぼちぼち」の表現はポジティブな意味合いを持つ。海外と国内メジャーを同一年に制したのは、77年樋口久子と19年渋野日向子の2人。「日本のメジャーでも上位争いをして、優勝も狙っていけたらベスト」と力を込めた。

《英莉花11人目のメジャー3冠へ》

　原は日本女子オープン、ツアー選手権リコー杯に続く史上11人目のメジャー3冠を狙う。「メジャーで勝てたら凄くうれしい。しっかりと戦略を立ててプレーをしたいと思う」。直近2試合はいずれもトップ10と状態を上げている。会場のグリーンの芝は南国特有の「パスパラム」が使用されており、「“スパム”みたいな聞いたことのない芝。転がりが速かったり、遅かったり…。凄く難しいので、攻めがいのあるコース」と開幕を心待ちにした。