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松田宣浩氏 ソフトバンク・山川は本拠に合わせた飛ばし方を工夫し大台クリア

スポニチアネックス / 2024年9月5日 6時3分

<ソ・日>試合前にフリー打撃に臨む山川(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク5―8日本ハム(2024年9月4日 みずほペイペイD)

 【松田宣浩 視点】悔しい逆転負けでしたが、山川選手は大台の30本に乗せました。苦しい6月はあったものの、期待される本塁打、打点でトップに立つのはさすがです。

 打ったカーブは相手は振ってこないと思って投げている。それを逃さず捉えた。移籍1年目のプレッシャーはもちろん、不慣れな環境で4番を全うしているのは素晴らしい。

 ホームランテラス席のあるみずほペイペイドームに合わせたボールの飛ばし方を、練習から工夫しています。豪快さだけではなく、コンパクトさが加わりました。西武時代より、一つレベルの上がった大台のクリアじゃないかなと思います。

 最後に気になったプレーを一つ。石塚選手。初回の勝ち越しタイムリーは最高でしたが、失策、四球、四球で迎えた5回無死満塁の第3打席。1、2球目に手を出さず、結果は3球三振でした。相手は球が荒れ気味でしたが、チャンスだけに初球からスイングする準備や、気持ちは持ってほしいと思います。 (スポニチ本紙評論家)

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