日本代表28歳MF鎌田 いざアジア最終予選へ「間違いなく今回が最後のW杯」 引退後の夢も明かす

日本代表練習で汗を流す鎌田（手前）（撮影・西海健太郎）

　◇W杯アジア最終予選　日本―中国（2024年9月5日　埼玉）

　サッカー日本代表MF鎌田大地（28＝クリスタルパレス）は、ABEMA（アベマ）で3日から放送された密着インタビュー番組「鎌田大地　孤高の天才の思考」に出演。自身の引退後の夢として「監督をやりたい」と話す場面があった。

　5日からいよいよ26年W杯北中米大会のアジア最終予選初戦の中国戦を迎える日本代表。鎌田は2年後、29歳で迎えるW杯本大会に向け「間違いなく自分の中では今回のW杯が最後だと思ってる。（だからこそ）もう一度国のために戦いたいという気持ちがあります。W杯が終わったあとは、自分が何を選ぶかまた決める。そうですね、スペインとか4大リーグすべてでやれたら面白いかなと思ってます」と意気込みを語った。

　また、引退後の夢について「将来監督をやりたい。サッカー選手をしたら自分の家族の分は一生稼げると思ってて、自分の仲の良い友達とか2人友達を雇っているんですけど、そういう人達の分まで稼がないと。自分が監督をやって友達がコーチやらせたりとか、もちろん勉強はさせますけど。日本でサッカービジネスをしたい」と告白。

　続けて「ヨーロッパのチーム、ザルツブルクみたいなものを作りたくて。若い選手を育成して売るみたいな。日本にそういうチームないんですよ。そのチームに行って試合に出てたら海外行けるなみたいなって勝手に思ってます」と話した。

　最後に「何かやるにも第一人者じゃないと評価されない。それをやるにしてもサッカー選手としてのキャリアが大事だと思うんで、サッカー選手として認められていたら監督やる時も違う。サッカーで成功したら、ある程度将来何でもできるかなと」と将来のビジョンについて熱く語った。