1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

大阪ガス 日本選手権連覇へ逆転発進 昨年ブレークの大宮が1失点完投「負けない。それだけ」

スポニチアネックス / 2024年9月5日 17時30分

<大阪ガス・ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校>1失点完投勝利を挙げた大阪ガス・大宮(提供写真)

 ◇社会人野球日本選手権近畿地区最終予選2回戦 大阪ガス3―1ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(2024年9月5日 わかさスタジアム京都)

 昨年の日本選手権で2年ぶり3度目の優勝を果たした大阪ガスが、最終予選初戦を逆転勝利で飾った。

 独特の緊張感が漂う中、先発右腕の大宮隆寛が被安打4での1失点完投勝利で救った。

 「ストライク先行で、どんどん押していきたいと思っていました。直球中心に押していけたかなと思います」

 3回までは無安打投球。4回2死二塁から中前適時打で先制点を献上するも、5回以降は無失点と力投した。

 打線が5回まで無得点と苦しむ中でも「点を取られなければ負けない。結果的に一時劣勢になったけど、必ず打ってくれると思っていました」と踏ん張った。そして同点の8回に味方が2点を勝ち越し、力投が報われた。

 東洋大から入社2年目の昨年、日本選手権でブレークした。入社後は救援起用が続いていた中、JFE西日本との準々決勝で先発に抜てきされて1失点完投勝利で起用に応えた。Honda熊本との決勝でも先発登板するなど信頼を勝ち取り、同期入社の稲垣豪人との「右腕二枚看板」として優勝に貢献した。

 王者として迎えた今春、チームは重圧に苦しんだ。6月の都市対抗予選では、近畿最後の1枠をかけたNTT西日本との第5代表決定戦で、3―0の7回から逆転負けを喫して本大会出場を逃した。

 秋本番に向けて、チームは勝ち切ることを掲げて実戦を重ねてきた。大宮は「バッテリーを中心に守備からリズムをつくろうとやってきた。そのことが今日、形として出せたのかなと思います」とうなずいた。

 救援投手だった昨年の予選から1年が経ち、現在は主戦投手としての責任を背負う。「投手陣は若いので、稲垣や自分などの経験者が引っ張っていかないといけない。自分が投げる試合は負けないようにする。それだけです」。日本選手権2連覇へ、王者が上々のスタートを切った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください