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大久保博元氏 大谷2度目のブルペン投球で来季の投手復帰に太鼓判「来年の開幕には十分間に合う」

スポニチアネックス / 2024年9月5日 17時34分

大久保博元氏

 元巨人コーチの大久保博元氏(57)が5日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、ドジャース大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)のエンゼルス戦前に投球練習したことについて解説した。

 大谷は試合前、捕手を座らせた状態でブルペン投球を行った。右肘手術からのリハビリ後、ブルペンで投げるのは2度目で、最多の15球を投げた。球速は88~90マイル(約141.6キロ~144.8キロ)だった。

 捕手出身の大久保氏は、通常のキャッチボールとブルペンに入っての投球の違いについて「「平面からマウンドに上がった段階で、ものすごい負担がかかるんです」と解説した。「ある程度、緊張感を持って、大丈夫か…って見るんです。キャッチャーが中腰で、立ち投げの場合は、まだ緊張感はない」としつつ、「ケガをした選手がリハビリで、キャッチャーが座ったとたんに全員が緊張します」と指摘。また「傾斜があって、キャッチャーが下にしゃがんで、上から投げ下ろすのて、一番ケガをするんです」と、体への負担も心配した。

 それだけに、この日大谷のブルペン内容には安堵した様子。「その中で15球投げきって144キロ出したってことは、“1000点”ですね」と高く評価した。

 大谷は来季の投手復帰を目指し、東京ドームでのカブスとの開幕シリーズでの復活マウンドも期待される。大久保氏は「9月の時点で立ち投げ。僕は2軍の監督をやっていたので、リハビリの選手をたくさん見てきたんですね。9月の時点で1軍選手がリハビリを始める。だったらば、来年の開幕には十分間に合う期間なので」と太鼓判を押した。

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