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【RIZIN】榊原CEOが朝倉未来に謝罪…声を震わせて「これが引退試合だっていうのは本当に悔しい」

スポニチアネックス / 2024年9月5日 19時22分

榊原信行CEO

 格闘技イベント「RIZIN」は5日の記者会見で、7月28日に開催された「超RIZIN3」のメインイベントで行われた朝倉未来VS平本蓮のフェザー級ワンマッチのドーピング検査の結果、両者陰性だったことを報告。榊原信行CEOは引退表明した未来に向けてメッセージを送った。

 ファンの注目を集めた朝倉未来VS平本蓮の一戦。試合は衝撃の1R138秒TKO決着で平本が勝利した。しかし試合後にネットで証拠音声データが投稿されるなど平本のドーピング疑惑が浮上した。

 この会見に出席した榊原CEOは「朝倉未来、平本蓮両選手とも陰性という結果」と報告。そして今後のドーピング対策については「抜本的にルールを見直そうと思います」とドーピング規定の見直しと今後の罰則を厳しくするという。

 会見中に「本当に個人的な、ここは少しちょっとプロモーターとしての立ち位置と、逸脱する可能性があるんですけど…」と口にした上で、RIZINを支えてきた未来へ「朝倉未来が僕らのRIZINに出場して早6~7年RIZINの中で彼の活躍に一喜一憂し、彼の戦いに心震わせた。7月28日も4万8000人のファンがあれだけの熱狂の中で、朝倉未来の試合を見届けたわけです」と振り返った。

 そしてドーピング疑惑が浮上した試合で引退していく未来へ謝罪した。「彼は格闘家としても、人生をかけて引退をかけて戦った試合が本当にこの心無いことドーピングの疑惑で泥を塗ってしまったこと、汚してしまったこと、これが引退試合だっていうのは本当に悔しいです。本当に未来は不憫でなりません。本当に悔しい。この結果を招いたことは本当に全てのことに関して、やっぱり最終的には僕の責任…RIZINの主催者である私の責任だと思ってますし、本当にこの場を借りて、朝倉未来には本当これが最後の試合であるっていうことになったことには、本当にお詫びもしたい。自分の中でも気持ちの整理がついてないですけど一緒にともに朝倉未来、朝倉海とともに、彼らが中心になって僕らとともにこの6~7年RIZINの熱をつくり出したと思ってます。4万8000人の熱をつくるのに、日本の格闘技界は15年かかったんです。本当にそれ、その日にこの試合が引退で終わっていくことに僕は申し訳ないなと本当に思ってます」と声を震わせた。

 さらに「その日に今日集まってくれてるドクターもそうです。その日に本当に寝ずにあの会場を作るために、集まって必死にやってくれたスタッフが最高の環境・最高の舞台を作り出そうと思って動いてくれた。今日集まってくれてる記者の皆さんもそうです。本当に申し訳なかったと思ってます。本当こんな形で泥を塗られて汚されたのが悔しくてならないです。そして何よりもこの試合に会場に足を運んでいただいて、配信を見ていただいたファンの人たちをがっかりさせてしまった。最終的にこのことに本当この場を借りてお詫びをしたいと、そう思ってます」とファンに向けても謝罪した。

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