1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神 石井&桐敷ら救援陣フルコースで58年ぶり2度目の同一カード最多連勝

スポニチアネックス / 2024年9月6日 5時18分

<神・中>勝利に貢献し、大竹(左)と言葉をかわす阪神・石井(中央)と桐敷(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神2ー1中日(2024年9月5日 甲子園)

 安心と信頼の“石桐さん”の奮闘で、阪神が1点のリードを守り切った。

 先発・大竹が5回で降板。岡田監督は、6回から自慢の救援陣を惜しみなく投入する継投策に打って出た。2番手で起用されたのは、両リーグ最多59試合目の登板となった桐敷。2本の安打を浴びて1死一、三塁と追い込まれるも岡林を一ゴロ。なおも2死二、三塁で最後は山本を空振り三振に斬った。

 「粘ってゼロでいけてよかった。チームが勝ててよかった。次も粘り強くゼロでいけたら」

 両リーグトップの37ホールドポイント目を挙げた3年目左腕は6戦連続無失点に抑えて大粒の汗をぬぐった。

 桐敷の粘投とは異なり7回に送り込まれた石井は“早業”で中日打線の勢いをそいで見せた。先頭・福永を2球目のスライダーで遊ゴロに仕留めると、細川にはフォーク3連投で3球三振。カリステも2球で左飛とわずか7球で3つのアウトを奪取した。

 「こういう展開で球数少なく終われると思っていなかったが、7球で終われてよかった」。中盤からは打線もなかなか追加点を奪えなかった。主導権がどちらに転ぶかもわからない状況で、45試合目の登板となった背番号69が4戦連続無失点で流れを再び自軍に呼び込む零封。8回岩崎、9回ゲラとつながったバトンリレーに勢いをつけた。

 勝ちパターンを担う“石桐”さんの躍動もあってチームは今季、甲子園での中日戦は10勝1分けで無傷のフィニッシュ。フランチャイズ制施行の52年以降では66年広島戦の10連勝以来となる58年ぶり2度目の同一カード最多連勝となった。

 試合後、岡田監督は「(救援陣は)そら抑えると思って出してるんやから。やっぱり抑えよったと思ってるだけよ。打たれると思って出してない」と目を細めた。“石桐さん”が腕を振れば振るほど、逆転Vは近づく。(遠藤 礼)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください