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阪神・大竹 粘った9勝目 5回で自己最多8奪三振 冷静に「どこで勝負するのかがうまくできた」

スポニチアネックス / 2024年9月6日 5時18分

<神・中>3回1死一塁、木浪の好守に頭上でグラブを叩く阪神・大竹(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神2ー1中日(2024年9月5日 甲子園)

 意地の投球で勝利をつかみ取った。阪神・大竹は中10日のマウンドで5回8安打1失点。再三のピンチを乗り越え、丁寧かつ粘りの投球で7年目で自己最多の8奪三振をマークし、9勝目をつかみ取った。

 「冷静にボール球を使ったり、フォアボールを出してもいいからどこで勝負するのか(という判断)がうまくできた」

 熱くほえたのは1点を返された5回2死一、三塁だった。試合前時点で今季の対戦成績は7打数4安打で打率・571だった高橋周を外角低めカットボールで空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。4回1死満塁のピンチも、村松を空振り三振、大野を二ゴロに抑えて失点を許さなかった。

 「1点リードの場面で追い付かれる試合が結構あった。あそこで三振を取れたのは大きい。最少失点でいけたのでよかった」

 相手先発の大野とは通算3度目対戦で2勝1敗と勝ち越した。甲子園での中日戦は4月20日から無傷3連勝。登板を重ねるごとに昨季の12勝左腕はどんどん進化する。(杉原 瑠夏)

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