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久保建英から7発!W杯アジア最終予選最多! 先制&中押しアシストからのダメ押し弾

スポニチアネックス / 2024年9月6日 5時3分

<日本・中国>後半、ゴールを決めた伊東(14)と喜ぶ久保(撮影・西海健太郎)

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7-0中国(2024年9月5日 埼玉スタジアム)

 26年W杯北中米大会のアジア最終予選が開幕し、8大会連続出場を狙う日本は中国に7―0で大勝した。MF久保建英(23=レアル・ソシエダード)が先制の口火を切るアシストからダメ押しの7点目まで1得点2アシスト。日本のアジア最終予選最多記録となる7得点の猛攻を演出し、同予選3大会ぶりの白星発進に導いた。次は10日(日本時間11日)にアウェーでバーレーン戦に臨む。

 役者がそろった埼スタで、5万人超の歓声を最後にさらったのは久保だった。6―0の後半50分。ゴール中央で伊東からパスを受けると、ファーストタッチで目の前の相手をかわす。あとは左足を振り抜くだけ。エリア内から豪快にネットを揺らした。「ファーストタッチで相手の前に入れたので、余裕を持ってシュートを狙うことができた」。W杯最終予選初得点で試合を締めくくった。

 ゴールラッシュの火付け役も久保の左足だった。前半12分。左CKからニアに正確無比のボールを送り、遠藤の先制ヘッドをアシストした。前半終了間際には右サイドで起点となり、堂安のクロスから代表復帰戦だった三笘がゴール。後半32分にはやはり復帰戦だった伊東のゴールをアシストした。2シャドーの右でフル出場し、周囲とポジションを入れ替えながら縦横無尽に攻撃をけん引。「今日の試合に限っては、いろんな選手の良さを出そうと意識していた」と引き立て役に回った。

 それでも根底には強烈なエゴがある。最終予選初戦は2大会連続で敗れていた鬼門も、後半途中から圧勝ムード。ただ久保の心は満たされていなかった。「途中から得点の掲示板に僕の名前ないなと(笑い)。最後良かったですね」。ゴール直前は「純也君」と強くパスを要求。伊東も「タケの声が凄かったので、これは落とそうかな」と明かした。

 4日に発表された23~24年シーズンの世界最優秀選手「バロンドール」の候補30人には、今回も日本人選手の名前は挙がらなかった。「来年、再来年あたりには30人の中に入りたい。女子では長谷川唯選手も入っている。僕も含めて、男子も食い込んでいけるような時代になっている」

 2年後のW杯本大会は「中心選手として引っ張っていきたい」と宣言。世界のスターの仲間入りを果たすためにも、日本のキングの座は譲れない。「バーレーンに今日みたいな試合内容で勝って初めて、サポーターの皆さんに安心してもらえる」。来年6月まで続く最終予選で、日本の至宝が不動の地位を固める。

 ≪最多得点差≫W杯最終予選で日本の7得点はフランス大会予選の97年9月ウズベキスタン戦6―3、ブラジル大会予選の12年6月ヨルダン戦6―0を上回り最多得点。7―0勝利は最多得点差での勝利となった。

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