森保監督 万全準備で“雪辱” 3バック採用的中で中国に大勝

＜日本・中国＞前半、試合に臨む森保監督（撮影・西海健太郎）

　◇W杯北中米大会アジア最終予選Ｃ組　日本7－0中国（2024年9月5日　埼玉スタジアム）

　26年W杯北中米大会のアジア最終予選が開幕し、8大会連続出場を狙う日本は中国に7―0で大勝した。

　森保監督は快勝で“リベンジ”を果たした。前回最終予選では初戦でオマーンに敗戦。くしくも敵将は同じイバンコビッチ監督だったが、万全の準備で重圧をはねのけ「選手たちが過去の経験を生かして良い準備をしてくれた」と満足げに振り返った。

　この日は6月のシリア戦で再導入した3バックを採用。戦術面でも相手を上回った。早期合流を促すため、11選手についてはチャーター機を用意。指揮官の強い要望で、選手とスタッフの架け橋役として長谷部氏を入閣させた。験担ぎで決戦地もW杯予選で過去23勝4分け1敗の埼スタを選択したのも、全ては勝利のため。「まだ1試合終わったばかり」。あくまでも目標はW杯優勝。高みを目指してまい進する。