巨人・岡本和真が奪首弾!苦手の地方球場で岐阜城より輝く? 22号V3ラン 68打点はリーグ単独トップ
スポニチアネックス / 2024年9月6日 5時33分
◇セ・リーグ 巨人3―0ヤクルト(2024年9月5日 岐阜)
巨人・岡本和真内野手(28)が5日、ヤクルト戦で決勝打となる先制の22号3ランを放ち、3―0勝利に導いた。岐阜・長良川球場では初アーチで、プロ20球場目の本塁打となった。連敗を2で止め、敗れた広島を抜いて8月30日以来の首位に再浮上した。2年ぶりに中4日で先発した戸郷翔征投手(24)は7回無失点で、許した安打は初回先頭の1本のみ。3年連続2桁となる10勝目を挙げた。
知らなかった。左翼ポール奥の金華山にそびえ立つ、白い建物の正体を。ライトアップされ、浮かび上がった幻想的な風景を見て岡本和は「暗くなってもあそこだけ光っていて、あれなんやろうって思っていた」。織田信長が拠点とした岐阜城と知り「城やったんですね。凄い」と驚いた主砲。試合では日本屈指の名城より輝いた。
知っていた。地方が苦手なことを。今季、地方球場では25打数5安打、1本塁打と苦戦。長良川球場でも、過去2試合で8打数無安打だった。「ヒット一本も打ったことなかった。まあ地方は全部打ってないから…」と苦笑い。0―0の5回2死一、三塁で山野の初球、147キロの外角直球を逆らわずに右翼席に運んだ。決勝の先制22号3ランに「良い感じで捉えたので入って良かった」。プロ20球場目の本塁打。ヤクルト・村上に1本塁打差に迫り、リーグトップで並んでいた打点は68打点とし3差をつけた。
知らなかった。愛弟子が放った本塁打がプロ1号だったことを。22年から合同自主トレを行う阪神・井上が、8月28日のDeNA戦で5年目でプロ初アーチを放った。元々は面識はなかったが、ライバル球団の大砲候補にお願いされ「面識もないのに頼んできてくれて、やらない理由はなかった。動画を見たりしていて、凄いなと思っていた」と快諾。「スイングスピード、飛距離もめちゃめちゃ凄い。凄いバッターになると思う」と認め、今年の1月も練習をともにした後輩の記念の一打に「(プロ初とは)知らなかった。意外よね」と今まで0本だったことに驚いていた。
知らなかった。球場を出る時点では広島の試合は決着しておらず、1時間半後にチームが首位に浮上したことを。阿部監督も「大きいホームランだった。それしかないという勝ち方」と振り返った。「勝てて良かった」とホッとした表情でバスに乗り込んだ岡本和。自分が勝敗の鍵を握っていることは、誰よりも知っている。(小野寺 大)
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