1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

日本ハム・田中正義 増井以来球団9年ぶり2年連続20Sへあと2 “ダブル守護神”柳川と競争だ!

スポニチアネックス / 2024年9月6日 6時3分

日本ハム・田中正義

 日本ハム・田中正義投手(30)が、2年連続の20セーブまであと2に迫っている。達成すれば、球団では14、15年に増井浩俊がマークして以来、9年ぶりの記録となる。一時は不調で2軍調整も経験したが、前カードのソフトバンク2連戦では連続セーブをマークするなど、完全復活した守護神が記録達成とともにCS進出へ後押しする。

 守護神として節目の記録は目の前。だが、田中正は「正直に言うと、数字は意識したことがない」とこだわりはない。全てはチームの勝利のために、自身の右腕を振る覚悟だ。

 「たくさん投げて、たくさん0で抑えたらそれだけチームに貢献できると思う。目の前の一試合をしっかり投げたい」

 8月4日のソフトバンク戦でサヨナラ打を浴びて、2日後の6日に出場選手登録を抹消。ファームでの調整期間では金子2軍投手コーチに「この時にこういう球を投げたら、打者がどんな反応するんだろう、とか少し楽しんでみたら」と助言を受け、マウンドで余裕を持つことの大事さに気付いた。

 1日に約1カ月ぶりに1軍復帰し、3、4日のソフトバンク戦では2試合連続のセーブをマーク。新庄監督も3日の試合後には「良かった、良かった。0に抑えてくれて自信になっただろうし」と表情を緩ませた。一方で、指揮官は田中正の不在の時期に8セーブを挙げる活躍を見せた高卒3年目右腕・柳川の名前を挙げ「柳川君と勝負をしてもらってね」と“ダブル守護神”の競争でチーム力を引き上げるつもりだ。

 2年連続20セーブも、状況次第では6日からのオリックス戦で達成する可能性もある。さらに、昨季の25セーブ超えも見えているが「抑え続ければ超えると思う。そういう意味では超えないといけない数字だけど、そこは時の運に左右される。今はチームがいい位置にいるので、とにかく貢献したい」と再び強調。チームの勝利の先に、自身の記録も見えてくる。(田中 健人)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください