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のん 信念を貫き通す「怖いもの知らず」 今後も「自分の表現を突き詰める」「伊丹十三賞」受賞 

スポニチアネックス / 2024年9月6日 14時47分

<第16回伊丹十三賞贈呈式>受賞スピーチをするのん(撮影・小渕 日向子)

 女優ののん(31)が6日、都内で行われた「第16回伊丹十三賞贈呈式」に出席。受賞した喜びを伝えた。

 レースをあしらった光沢のあるワンピースを身にまとい、透明感あふれる装いで登場した、のん。受賞者として紹介されると立ち上がって一礼し、笑顔で「ありがとうございます」とあいさつした。

 俳優業のみならずミュージシャン、映画監督、アーティストとして、困難に直面しながらも、自由な表現に挑み続ける創作活動が受賞理由。トロフィーと副賞100万円を受け取り「光栄です。心からうれしい気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を口にし、現在の率直な心境を語った。

 「自分の思いを貫き通すぞ、という思いで活動してきた」と揺るぎない信念をもって活動してきた。「自信がある方だと自負していて、怖いもの知らずだと思う」と自己分析するが、あくなき向上心で「完璧」を求めてしまうあまり「自信があっても、褒めてもらえても、自身の表現に対して疑い続けるという思いがあって。地のそこまで落ちちゃう…」と悩んだ時もあったという。

 だからこそ今回の受賞で自らの歩んできた道、信念が間違っていなかったことを再確認できた。「“これで良いんだ”“やりたいことを貫き通すんだ”と思える」とかみしめるように話した。

 あらゆる文化活動に興味を持ち続け、新しい才能にも敏感だった伊丹十三さんのように「自分の表現を突き詰めていけたら」と前を見据えたのん。「もし今、願い事がかなうなら、リアルタイムで伊丹十三体験をしてみたかったな」と笑みをこぼし「これからもこの賞に恥じぬよう精進して挑戦していきたいと思います」と気を引き締めた。

 俳優、映画監督として時代を切り拓く役割を果たした伊丹十三さんの遺業を記念し創設された本賞。伊丹十三さんが、「これはネ、たいしたもんだと唸りましたね」と呟きながら膝を叩いたであろう人と作品に贈られる。

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