岩井明愛が68で暫定首位浮上「楽しむとリラックスできる」タイ人の友人と同組でラウンド

＜ソニー日本女子プロ選手権2日日＞5番、ティーショットを放つ岩井明愛（撮影・会津　智海）

　◇女子ゴルフツアー　ソニー日本女子プロ選手権第2日（2024年9月6日　沖縄県　かねひで喜瀬CC（6670ヤード、パー72））

　2差3位から出た岩井明愛（22＝Honda）が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーに伸ばしてホールアウトした。この時点で暫定首位。「今日も自分のゴルフができていて、あと楽しめていた。結果、上がってみたらスコアを伸ばせていたので良かったかなと思います」と振り返った。

　インから出て11番でバンカーからの第2打をピン左3メートルに寄せると、12番では残り218ヤードをグリーン近くまで運んでバーディーを奪う。前半で2つスコアを伸ばして折り返すと、アウトの後半は1番でカラーから6メートル、3番では7メートルを沈めきってバーディー。「後半はチャンスについていたので、もう少し入れたかった」と悔しさもにじませたが、好位置で予選ラウンドを折り返した。

　予選ラウンドは米ツアー2勝のシャネッティ・ワナセン（20＝タイ）と同組で回った。昨年のタイの試合で仲良くなり、妹の千怜も含めて食事にも一緒にいったという。「プラウド」「あき」と呼び合う仲。試合中はしゃべる機会も限られるが、「楽しく回りました。楽しむとリラックスできるし、良い緊張感でできる」と笑顔で明かした。

　この日は妹の千怜も69と伸ばし、通算6アンダーの好位置につけている。「今年はまだ最終日最終組がないので、“またしたいね”っていう話はたまにしている。難しいことだけど、2人で頑張りたいなっていう気持ちはあります」。昨年のニチレイ・レディース以来2度目の姉妹最終日最終組を、メジャーの舞台で実現させる。