宝塚歌劇団が労基署からの是正勧告受領 過重労働やパワハラ原因で劇団員死去「改革に向けた取組続ける」

宝塚歌劇団の劇場

　宝塚歌劇団は6日、西宮労働基準監督署から是正勧告を5日に受領したことを発表した。

　劇団では昨年9月、宙組に所属する劇団員が急死。過重労働やパワハラが原因とされ、同労基署は俳優らの労働実態を調べ立ち入り検査をしていた。

　歌劇団は「私どもといたしましては、この是正勧告を重く受け止め、適切に対処いたしますとともに、現在進めております宝塚歌劇団の改革に向けた取組を続けて参ります」とコメント。

　

　「しかるべき時期にその進捗（しんちょく）をご説明したく考えておりますので、いましばらくのご猶予をお願い申し上げます」とした。