女王・山下美夢有が65の猛チャージ「耐えるゴルフができた」ショット不満の中で地力が光る

＜ソニー日本女子プロ選手権2日日＞3番、ティーショットを放つ山下美夢有（撮影・会津　智海）

　◇女子ゴルフツアー　ソニー日本女子プロ選手権第2日（2024年9月6日　沖縄県　かねひで喜瀬CC（6670ヤード、パー72））

　6打差23位から出た山下美夢有（23＝加賀電子）が4連続を含む8バーディー、1ボギーの65をマークし、通算9アンダーに伸ばしてホールアウトした。

　インから出て11番パー4で第2打をピン奥1・5メートルに寄せた一打から4連続バーディーを奪取。しかし、本来のショット精度とは遠かったそうで、「今日もショットが左右に曲がることが多くて、縦距離が全然合わなかった。後半はパーオンをほとんどしていなくて、そこで久しぶりに耐えるゴルフができた。パットとアプローチでしのげたと思う」と冷静に自身を見つめた。

　今大会はパリ五輪、AIG全英女子オープンを経て約1カ月半ぶりの国内復帰戦。ワールト・サロンパス・カップ、ツアー選手権リコー杯に続くメジャー3冠が懸かる。2季連続年間女王は「まだまだスコアも伸びていくと思うので、明日もしっかり伸ばすだけかなと思います」と気を引き締めた。