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パラ車いすテニスの小田凱人「俺は金メダルを獲りに来たんじゃない。世界を変えにきた」決勝前日に決意

スポニチアネックス / 2024年9月6日 17時28分

決勝進出を決めた小田凱人(ロイター)

 パリ・パラリンピックに出場中の車いすテニス代表の小田凱人(18=東海理化)が6日、自身のインスタグラムを更新。決勝に向けての意気込みを記した。

 小田は「俺は金メダルを獲りに来たんじゃない。世界を変えに来た」と力強い言葉で書き出すと、「シルバーのアクセサリーとかも好きやし。色なんてのは何でもいい。でも、金じゃないと世界を変えられないから俺は獲りに行く」と頂点への決意をつづった。

 続けて「俺ならできる、から始まったけど俺にしかできない、に変わってきた。小学生の頃の俺に言ってやりたい。お前はちゃんと運命たどってきたから好きなようにやってろってね。昔からバカみたいなことしか言ってなくて常にみんなの冗談話を生きてきた俺だけど、なんも間違ってなかったし今もなんも変わってない」とこれまでの道のりに思いをはせた。

 「夢を更新しないと、現実が追い越しそうなくらいこれまで夢はかなえてきた」

 そして「明日はMatchじゃなくてShow。小田凱人の発表会。日本の土曜日夜開演です。どうぞお楽しみください」と締めくくった。

 小田は5日の男子シングルス準決勝でグスタボ・フェルナンデス(30=アルゼンチン)を6-2、7-5で破り、決勝進出を決めて銀メダル以上を確定させた。小田は三木拓也(35=トヨタ自動車)と組むダブルスでも決勝へ進出しており、パラリンピック初出場で2冠に王手をかけている。

 準々決勝まで小田の試合はテレビでの生中継がなかった。予想以上の苦戦を強いられた2回戦の前、自身のSNSで「テレビ放送はないらしいです。なんのためにメディアに出て、演出してきたか分かんなくなりそうだけど、これが現実。とりあえず試合で魅せます」と決意を記していた。

 準決勝はNHKのEテレが女子ダブルス決勝をサブチャンネルで急きょ中継。小田の試合も初めて生放送した。

 決勝の相手は世界ランク1位で第1シードのアルフィー・ヒューエット(26=英国)。18歳が、いよいよ金メダル獲りに挑む。

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