三山ひろし、“記念日”に義母で師匠の松前ひろ子と共演「師匠方の愛情がなかったら私の今日はありません」

大阪新歌舞伎座で開幕した特別公演でドラムも披露した三山ひろし（撮影：設楽光徳）

　演歌歌手の三山ひろし（43）が6日、大阪・新歌舞伎座で特別公演「男は愛嬌/オンステージ　みやまつり」を開幕させた。

　この日はスペシャルゲストとして義母で師匠の松前ひろ子（74）も出演。松前はステージに登場するなり、三山に「初日、おめでとうございます。今日は何の日が覚えてる？」と問いかけ。「19年前の今日、あなたが本名で初めて、私と面接したその日ですよ」としみじみ話した。

　三山も、松前の亡き夫で作曲家、師匠の故・中村典正氏とともに「師匠方の愛情がなかったら、私の今日はありません」と感謝した。

　ステージでは新曲「恋…情念」、ヒット曲の「四万十川」などを披露。「愛の賛歌」や映画「ゴッドファーザー」の「愛のテーマ」で美声をとどろかせ、得意のけん玉、ギターにドラムと多才な一面ものぞかせた。公演は23日まで。松前は14日、23日にも出演する予定。