佐賀競馬・飛田愛斗騎手が始球式 「また呼んでもらえるように」

＜ソ・西21＞　始球式を行う佐賀競馬の飛田愛斗騎手　　（撮影・成瀬　徹）　　　

　佐賀競馬の飛田（ひだ）愛斗騎手（22）が6日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンク―西武戦の始球式に登板した。

　

　黒と黄のチェックの長袖、白のパンツ、黒ブーツの競走用スタイル。胸に「オッズパーク」と書かれた服で登場すると大きな拍手が起こった。

　

　中学時代は野球部に所属していたが、この日はワンバウンド投球となり、悔しそうな表情を浮かべた。「初めての始球式でしたが、緊張せずに投げられた。ストライクを狙いすぎた結果、ワンバウンドになってしまったことが悔しい」と振り返り「また始球式に呼んでいただけるように、佐賀競馬で活躍したい」と意気込んだ。

　

　試合は、地方競馬・競輪・オートレースのインターネット投票サービスを運営するオッズ・パークが冠協賛。「オッズパークドキドキスペシャル」としてサンプリング、入会ブースなどを展開した。

　飛田は「今日をきっかけに地方競馬や佐賀競馬を知った方もいると思います。11月4日には地方競馬の祭典と呼ばれるJBCも佐賀競馬場で開催されますので、ぜひ今度、佐賀競馬に足を運んでもらいたいですね！」と呼びかけた。