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ソフトバンク・小久保監督「こういう経験を経て成長すればいい」 慶大コンビに奮起を期待

スポニチアネックス / 2024年9月7日 6時2分

<ソ・西>8回、正木(右端)は好機で三振に倒れ、意気が上がらないのソフトバンクベンチ(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク0―1西武(2024年9月6日 みずほペイペイD)

 ホームが最後の最後まで遠かった。8月20日の楽天戦以来となる今季10度目の零敗。小久保監督は「チャンスで一本やね」と拙攻を嘆いた。

 6試合ぶりに慶大コンビがそろってスタメン出場したが、好機で一本が出なかった。6番正木、7番柳町。正木は得点機で3度凡退した。初回2死満塁で一邪飛に倒れ、3回2死一、三塁で左飛、8回1死一、二塁では空振り三振。「僕が一本打てていればと責任を感じてます」と悔やんだ。

 正木は後半戦だけで自己最多の5本塁打とチームの勝利に貢献してきたが、これで1日のロッテ戦での3安打3打点を最後に3試合連続で無安打。小久保監督は「優勝争いをしていて、ゲーム差があるとはいいながらもプレッシャーのかかる9月の集大成。こういう経験を経て成長すればいいんです」と奮起に期待した。

 柳町は西武先発の右腕・渡辺対策で9月初めてスタメンに抜てきされたが、3打数無安打に終わった。8回1死一、二塁では、正木の後で2者連続の空振り三振に倒れた。柳町は「すぐに切り替えます」と前を向き、正木は「絶対に打てるようにやる」と雪辱を誓った。

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