優勝M15で足踏みのソフトバンク 中村晃を緊急昇格させて打線にテコ入れ

5日、ウエスタン・リーグのオリックス戦前、視察に訪れた小久保監督（左）から声をかけられる中村晃（撮影・成瀬　徹）　　　　　　

　ソフトバンクの中村晃外野手（34）が、きょう7日の西武戦から出場選手登録されることが6日、分かった。

　8月11日楽天戦出場後に背部痛などで離脱。同12日に登録抹消後、9月5日のウエスタン・リーグのオリックス戦（タマスタ筑後）で実戦復帰し「打席は違和感なかった。腹を決めて、早く戻りたいなと思いますけど」と話していた。6日の同広島戦では2打数無安打、1四球だった。

　小久保監督は5日に筑後ファーム施設を視察し、本人と面談。ベテランに復帰時期を一任していたが、代打の切り札や精神的支柱として期待は高く、実戦復帰2試合目で昇格させることになった。川村が出場選手登録を抹消される見込み。