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大出瑞月 5差4位でツアー初優勝圏「優勝したらやばいっす!そんな感じのマインド」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 4時42分

<ソニー日本女子プロ選手権2日日>5番、ティーショットを放ち笑顔で移動する大出瑞月(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー  ソニー日本女子プロ選手権第2日(2024年9月6日 沖縄県 かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)

 3位から出たツアー未勝利の大出瑞月(26=ノットグローバルホールディングス)が2バーディー、ボギーなしの70にまとめ、通算8アンダーの4位と好位置を維持した。今大会でのツアー初優勝となれば、22年の川崎春花に続く5人目。メジャーの舞台でメルセデスランク92位から初勝利を狙う。同ランクトップを走る竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が67で回り、通算13アンダーに伸ばして単独首位を守った。

 目の前には2本のヤシの木が立ちはだかっていた。大出は名護湾をバックにヤシの間を奇麗に打ち抜き、第3打をグリーンへと運んだ。最終18番パー5のピンチを乗り越えてボギーなしの70。メルセデスランク92位の26歳が、上位をキープして週末の戦いへと進む。「ここまでの自己評価か…。採点してもらってもいいですか?」。そんな軽妙な返しに好調ぶりがうかがえる。

 24年の主戦場は下部ツアーだった。それでも、出場優先順位を見直すリランキング直前の6月のニチレイ・レディースで主催者推薦選考会からはい上がって8位に食い込み、同ランク35位の資格で後半戦出場権を獲得。石川遼の動画を見てアプローチを磨くなど、コツコツ努力を重ねてきた結果だった。

 今会場のグリーンは南国特有の「パスパラム」という芝。高麗だと思っていた大出は芝の名前を伝え聞いて「なにそれっ!」と笑った。芝の名前は知らずとも感覚はある。今年1月に参戦し、1位だったWPGAオーストラリアツアーのQT(予選会)の会場と似ていた。2日間の平均パット数は28。異国での経験も、スコアメークの鍵になっている。

 海のない群馬出身の26歳にとって、初めてメジャーが開催された沖縄は魅力満載。「海を見ているだけで」とテンションが上がる。さらに会場の名護市と地元・館林市は友好都市。市職員の父の関係で元市長の島袋吉和氏とも知り合いという。

 そんな縁のある場所で初勝利がつかめたら、さらにそれが女子プロNo・1を決めるメジャーなら…。「優勝したらやばいっす!そんな感じのマインドです」。大出らしく、いつもと変わらぬマインドで、決勝も戦い抜く。

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