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男子団体で日大が優勝 圧倒的強さで“連覇”達成 個人戦2位小林翔がけん引

スポニチアネックス / 2024年9月7日 4時39分

男子団体で優勝し、シャーレを掲げる日大の(左から)隅内、岩井、小林大、小林翔、林田(撮影・光山 貴大)

 ◇第1回パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグbyグランフィールズカントリークラブ最終日(2024年9月6日 静岡県 グランフィールズCC=男子7257ヤード、女子6226ヤード。いずれもパー72)

 男子団体戦は日大が通算18アンダーで優勝し、昨年のプレ大会に続く“連覇”を成し遂げた。小林翔音(しょおん、1年)がこの日ベストの66をマークし、通算8アンダーで男女ミックスの個人戦で2位に入り、大きく貢献した。個人戦は初日から首位を走る女子のアマンダ・サンバック(バージニア大4年)が74と落としながら通算9アンダーで逃げ切り、男子を抑えて完全優勝を果たした。女子団体戦もバージニア大が通算3オーバーで制した。

 日大の強さを象徴する猛チャージだった。首位と9打差の2位で出た小林翔は序盤からバーディーを重ねて同組のサンバックを追い上げた。17番パー5では残り170ヤードの第3打を8Iで2メートルにつけて会心のバーディーを奪い1打差に迫った。

 18番のボギーで個人戦制覇には届かなかったが、母校に団体戦優勝をもたらし「勝負どころで狙ったところに打てた。しっかり追い上げて成長した姿を見せられた。団体戦で優勝できて良かった」と胸を張った。3年生の兄・大河と同じチームで勝つのは初めて。兄の影響でゴルフを始めた弟・翔音は「1人のチームメートとしてうれしい」と笑顔を見せた。

 女子ツアーで活躍する岩井ツインズの弟で2年生の岩井光太は68で回り「ビッグスコアで貢献したかったけど、最低限のことはできた」とうなずいた。調子が上がらなかったが、前日に会場で恩師の橋本賢一・埼玉栄前監督に言われた「良い時のことを思い出せ」の助言を胸に好スコアを出した。

 近隣に寮がある日大にとってはホーム開催の大会だった。コースを練習で使用しておりアドバンテージもある。「ぶっちぎりで優勝する」を合言葉に戦った。12打リードで迎えた最終日、和田光司監督は「オーバーパーを打たないように」と厳命し、全員がアンダーパーで期待に応えた。

 この優勝で弾みをつけ来週の関東大学秋季リーグ戦(埼玉)、11月の常陸宮杯(石川)で団体戦タイトルを狙う。個人では小林翔、隅内雅人が10月のアジアパシフィックアマ(静岡)に挑む。勝てば来年のマスターズ、全英オープンの出場権が得られる大会に向けて小林翔は「世界のレベルはどのくらいか分からないけど、優勝を目指す」と力強く言い放った。(福永 稔彦)

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