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【パリ・パラリンピック】鈴木孝幸が男子50M自由形で銀 今大会出場個人4種目全てでメダル獲得

スポニチアネックス / 2024年9月7日 3時4分

 ◇パリ・パラリンピック第10日 競泳(2024年9月6日 ラデファンスアリーナ)

 競泳の男子50メートル自由形(運動機能障害S4)決勝が6日に行われ、21年東京大会2位の鈴木孝幸(37=ゴールドウイン)が銀メダルを獲得した。今大会の鈴木は50メートル平泳ぎ(SB3)で金、200メートル自由形(S4)で銅、100メートル自由形(S4)で銀を獲得しており、出場した個人4種目全てでメダルを獲得。6大会連続出場のパラリンピックでメダルは通算14個目となった。

 6度目のパラリンピックもメダルで締めた。全5種目メダル獲得の東京大会に続き、鈴木はパリ大会でも個人種目で表彰台を外さなかった。予選はスタートで反応良く飛び出し、37秒49で2組トップ、全体2番目で決勝へ。メドレーリレーも含め今大会9本目のレースとなった決勝でも集中力を高めて泳ぎ切った。

 大会前にフォームを修正した。右腕が左より短いため、これまでは左右対称の泳ぎを意識しながら左腕を駆使していたが、逆に右腕を1本分内側に入れる水のかき方に変えてタイムを縮めた。日本の今大会金メダル1号となった50メートル平泳ぎでは、08年北京大会で出した自己ベストを16年ぶりに更新。飽くなき探究心で、37歳にして21歳当時の自分を超えた。

 ベテランらしい試合運びも光った。銅メダルを獲得した200メートル自由形では、予選であえてタイムを抑えて7番手で決勝へ。外のレーンを泳ぐことでライバルたちの注意をそらし、最も厳しいと予想されていた種目でメダルをさらった。「よく言えば頭脳プレー、悪く表現すると姑息(こそく)な手」。成熟のパフォーマンスで、パリでも日本競泳チームを引っ張った。

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